ドンサルート（2005年生、母メイショウマキバコ）

ドンサルート（2005年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋挨拶する」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時11歳）と交配したメイショウマキバコが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上D8三。

経歴

デビュー前

田中範雄厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2008年）

12月2日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、3歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエプソムフルーツを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のシンジラレナイに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2009年）

1月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上D8三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイサカールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月3日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグランドスウェルをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

3月28日、中7週で迎えた5戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた6戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

8月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

9月13日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5歳（2010年）

1月12日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦3勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

3月2日、中2週で迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。