ナデシコヒョッピー（2005年生、母サンエムビーナス）

Nadeshiko Hyoppi

2005.03.30

ナデシコヒョッピー（2005年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時17歳）と交配したサンエムビーナスが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）磯野牧場。戦績は、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、磯野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2007年）

6月1日、デビュー戦は浜口楠彦騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のエネルバに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、エネルバにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月23日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のフレッシュハーモニー賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。