トウヨウロドリゴ（1994年生、母シーサイドラベイ）

トウヨウロドリゴ（1994年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時5歳）と交配したシーサイドラベイが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）門別牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C6-5。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月26日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず13着に終わった。

8月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた9戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた10戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた11戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4歳（1998年）

1月1日、中6週で迎えた12戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C6-5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月26日、中3週で迎えた13戦目は、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた14戦目は、一般C6-5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサントリバティに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーツイスターからクビ差の2着に甘んじた。

4月21日、中4週で迎えた16戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカプートグローリーからクビ差の2着に甘んじた。

4月28日、連闘で迎えた17戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。