クィーンオブライフ（2008年生、母シネマライフ）

クィーンオブライフ（2008年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「生命の女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時14歳）と交配したシネマライフが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月10日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、6着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月31日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったアマノレインジャーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったミヤジメーテルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったネオファンシーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブライに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2011年）

1月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のタイセイマグナムに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月22日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（3戦2勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

7月23日、中8週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の苗場特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

10月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

4歳（2012年）

6月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

10月6日、中3週で迎えた13戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

5歳（2013年）

2月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた16戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。