シャイニングアンズ（2017年生、母リアルアーネスト）

Shining Anzu

2017.05.15

シャイニングアンズ（2017年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時13歳）と交配したリアルアーネストが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、伊藤享によって518.4万円で落札された。

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2020年）

6月12日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジェットウイングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月13日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦のブリクスム特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ブラウンアイズに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中6週で迎えた3戦目は、3歳戦のモルゲンゾンネ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

4歳（2021年）

10月14日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカルトデュモンドに1馬身半の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

11月10日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

12月17日、中4週で迎えた6戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5歳（2022年）

1月6日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤裕人騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3月3日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤裕人騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

7月6日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤裕人騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた11戦目は、桔梗賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤裕人騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月28日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、風船葛賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

9月16日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた13戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中涼騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったプチポワンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。