スマートセントラル（2005年生、母ロッチラヴウインク）

スマートセントラル（2005年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋中央の。中央を駆け抜ける馬」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したロッチラヴウインクが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の開成山特別(500万下)。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

5月11日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月7日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2500m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2009年）

6月20日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフランドルシチーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月11日、中2週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6歳（2011年）

1月23日、約18か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

8月7日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。