トーセンクレスト（2005年生、母シンフォーミー）

トーセンクレスト（2005年2月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋頂上に達する」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーエンブレム（当時6歳）と交配したシンフォーミーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、島川隆哉によって3,150万円で落札された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

9月13日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月25日、中5週で迎えた2戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小名浜特別（福島ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

12月27日、中8週で迎えた3戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエアメギドに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロイヤルパンチに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月21日、中5週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

3月28日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の刈谷特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく18着に終わった。

5月2日、中4週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた7戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい18着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた8戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。