フライトレーダー（2015年生、母コスモフライハイ）

フライトレーダー（2015年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「飛行機のレーダー」。毛色は鹿毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時6歳）と交配したコスモフライハイが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

6月17日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

11月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2018年）

1月21日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた5戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

3月9日、中5週で迎えた6戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月22日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の啓道・広人・真央☆御卒業記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のコスモスカッシュに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下雅之騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったゴーオンザステージに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下雅之騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下雅之騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

8月2日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下雅之騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月13日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下雅之騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ラララライに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月5日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で山下雅之騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山下雅之騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた18戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた20戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、ガーベラ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた22戦目は、枯山水賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山下雅之騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2019年）

1月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。