ウエスタンイエヤス（1985年生、母ウエスタンミネ）

ウエスタンイエヤス（1985年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時10歳）と交配したウエスタンミネが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鵜木良治。戦績は、中央平地18戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

8月13日、デビュー戦は上籠勝仁騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた3戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のニュウカジュンに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月15日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦1勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた6戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

4歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5歳（1990年）

1月7日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

1月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマルサンホマレをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（7戦2勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったラブミィテンダーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた12戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた13戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月8日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は加用正騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。