ダーリンラブラ（2013年生、母アモーレヴォレ）

ダーリンラブラ（2013年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バラの品種名より＋ラブラドール・レトリバーより」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時10歳）と交配したアモーレヴォレが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方9戦3勝。主な勝ち鞍は2017年のゴールデンハート賞(一般C2十一)。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月15日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

3歳（2016年）

5月22日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、6着に入り込んだ。

7月10日、中6週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた6戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

9月23日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、コスモス賞（園田ダート1230m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2017年）

5月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた8戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガンバルデュランに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルナロッサに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月25日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、ゴールデンハート賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマルケイエースに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに26kg減らして迎えた12戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

11月19日、中7週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の飯坂温泉特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

5歳（2018年）

3月22日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた15戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伏拝特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

5月28日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

6月17日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、伊達の屋台賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。