リアルローズ（1997年生、母マルブツローヤル）

リアルローズ（1997年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時18歳）と交配したマルブツローヤルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月30日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は402kg。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた5戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、5着に入り込んだ。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

6月11日、中1週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

7月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4歳（2001年）

1月16日、約6か月の休み明けで迎えた11戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレヴァレンスから1馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中4週で迎えた12戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったローズワンから1馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた15戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後はダンディダハールと並んで5着同着となった。

5月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルキャッツアイに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松本剛志騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月23日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（8戦1勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた25戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で松本剛志騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。