ヴィクトリーフレア（2006年生、母フレアリングライフ）

ヴィクトリーフレア（2006年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴィクトリースピーチ（当時13歳）と交配したフレアリングライフが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木戸口昌治。戦績は、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のホープフル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木戸口昌治から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐々木由則厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2008年）

8月31日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 小雨/不良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた2戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラマサヨシに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2009年）

1月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg絞って迎えた4戦目は、3歳戦の小袖海岸レース（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイファミリーに半馬身交わされて2着となった。

4月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた6戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の盛岡市市制施行120周年記念（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた7戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月5日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、岩泉町酸素一番の町宣言レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。