デレペンテアスール（2011年生、母リメインフォレスト）

デレペンテアスール（2011年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「いきなり（西）＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時8歳）と交配したリメインフォレストが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川栄一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の一般C32。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

4月27日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で平野優騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

11月12日、中6週で迎えた4戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、愛LOVE笠松けいば（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた7戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4歳（2015年）

1月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のモリデンビーツを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。