カヌマビート（2001年生、母カヌマスキャン）

経歴

デビュー前

2歳（2003年）

6月20日、デビュー戦は薮口一麻騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトウエンクィーンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月1日、中9週で迎えた2戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のブリリアント特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた4戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に敗れた。

11月18日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦の若獅子特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月13日、中7週で迎えた6戦目は、3歳戦の春駒特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月8日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月18日、中5週で迎えた10戦目は、山崎進騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた11戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアルデバランに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた13戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた14戦目は、銀河賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた15戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（2005年）

2月14日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

5月16日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のワールドモアーをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

8月10日、中2週で迎えた23戦目は、トワイライトサンクス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた24戦目は、秋風特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和博騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた26戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ムテキパワーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月9日、中2週で迎えた27戦目は、ベイサイド賞（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた28戦目は、忍城特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、最後はファイトマンと並んで4着同着となった。

5歳（2006年）

4月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた29戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた30戦目は、メイカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた31戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

6月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカプリコルノに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月20日、中9週で迎えた33戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、インターサウンドに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた34戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた35戦目は、八幡平特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた36戦目は、ハーベストカップ（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月25日、中7週で迎えた37戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、錦秋湖特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた38戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマンノダイヤモンドを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

6歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた39戦目は、初夢賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

1月13日、中0週で迎えた40戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のグラスホープをクビ差振り切って勝利をモノにする

3月25日、中9週で迎えた41戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月17日、約8か月の休み明けで迎えた42戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月23日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で皆川麻由美騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7歳（2008年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた44戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で皆川麻由美騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた45戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で皆川麻由美騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。