ドンカスタシチー（1989年生、母ゴールデンリリー）

Doncaster City

1989.04.04

ドンカスタシチー（1989年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミルフオード（当時13歳）と交配したゴールデンリリーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

3月1日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月16日、中9週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月31日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

6月13日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた7戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

8月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は日吉正和騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のスプライトスターに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

9月26日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

4歳（1993年）

1月9日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（8戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。