カンターレ（2023年生、母グレイシャスギャル）

Cantare

2023.04.22

カンターレ（2023年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時11歳）と交配したグレイシャスギャルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠伊藤牧場。主な勝ち鞍は2025年の2歳。

経歴

デビュー前

山本学厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2025年）

7月6日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ナーサリーテイルに交わされて7馬身差の2着となった。

7月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るオルタスグロウを豪快な末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのルーキーズサマーカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月2日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のマキバスナイパー・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のデビュタント賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したトウキョーアンナを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのローレル賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。