ニシキワイン（1997年生、母フェニックスラブ）

ニシキワイン（1997年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のダイメイゴッツ（当時7歳）と交配したフェニックスラブが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長田牧場。戦績は、地方38戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系4歳以上B2 B3。

経歴

デビュー前

宮本芳吉厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は牧野孝光騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2000年）

1月10日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホノライフクから半馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったチュウオーチェリーから4馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月28日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月13日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシキウインロードを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月29日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた9戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた10戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナタリーゴールドに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタクマハヤオーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月3日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下條知之騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下條知之騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナタリーゴールドに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2001年）

1月2日、中0週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で下條知之騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のブリスケットをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

1月13日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で下條知之騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で下條知之騎手（10戦3勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で下條知之騎手（11戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアトミックワンを3/4馬身振り切って優勝

4月30日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（12戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（13戦3勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月1日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月28日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた27戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミノタカラを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

11月15日、中3週で迎えた30戦目は、ケフェウス特設（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で亀井洋司騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で亀井洋司騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

5歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイスブルショワに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

1月14日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（14戦3勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた38戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（16戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。