カルストンミルザム（1997年生、母カルストンジェンヌ）

カルストンミルザム（1997年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時23歳）と交配したカルストンジェンヌが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川英明。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般E。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

6月25日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は534kg。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

4歳（2001年）

3月9日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月30日、約7か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月21日、中2週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2002年）

3月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカワノメルヘンに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月28日、中3週で迎えた10戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキワオリオンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般E（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のセイレンに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月11日、連闘で迎えた12戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のギネスブックをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

5月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は戸梶由則騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般E（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコクサイスピードからクビ差の2着となった。

7月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた16戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた17戦目は、一般E（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般D（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。