マイネルウォルビス（2005年生、母ナミビア）

マイネルウォルビス（2005年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋地名（ナミビア）より」。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時9歳）と交配したナミビアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地7戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、天羽禮治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木秀敏によって420万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月14日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のシルクアンタイドに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2008年）

6月14日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4歳（2009年）

1月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシークレバーをクビ差振り切って久々の実戦を制した。

2月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。