カチウマハヤテ（1985年生、母ウラニシランサー）

Kachiuma Hayate

1985.05.28

カチウマハヤテ（1985年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマナード（当時12歳）と交配したウラニシランサーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着5回、中央障害2戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

柄崎義信厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

2月7日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月7日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

7月17日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したベイリーフライズを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月7日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったカントリフェイスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、コクサイキットに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた10戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したホーリーカップを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったハナフブキにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

4歳（1989年）

5月13日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、スイレン特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1990年）

6月6日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた16戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、松田川特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。