ロードスラッシュ（2017年生、母タッチアス）

Lord Slash

2017.04.16

ロードスラッシュ（2017年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+斬る」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時12歳）と交配したタッチアスが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大柳ファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額1,620万円（3.24万×500口）で一口馬主が募集された。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月18日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月1日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

3歳（2020年）

3月28日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4月19日、中2週で迎えた4戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を2馬身以上保って、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスペラメントに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でD.レーン騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

12月12日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。

2020年12月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。