ライラキャスケード（2005年生、母ブラッシングロマン）

ライラキャスケード（2005年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「こと座の瀧」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウドトウ（当時9歳）と交配したブラッシングロマンが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）太陽牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月26日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

3月15日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

4月27日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のオコリンボをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

6月29日、中8週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

9月27日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

10月5日、連闘で迎えた6戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。