チュラウェーブ（2018年生、母ルヴィロンザ）

チュラウェーブ（2018年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリーンエコロジー（当時10歳）と交配したルヴィロンザが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。2021年の若潮スプリント(地方重賞)で2着に入った他、2021年の若潮スプリント(S3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2020年）

10月1日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアマリネデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は492kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスティックライツに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のシーサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2021年）

3月18日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の弥生スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったファイナルキングに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳S3の若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したファイナルキングに3/4馬身届かず2着となった。

6月29日、中7週で迎えた6戦目は、3歳S2の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4歳（2022年）

7月4日、約12か月半の休養明けで迎えた7戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた8戦目は、オパールスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

8月18日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、芍薬スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のドリームプリンスに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

5歳（2023年）

4月12日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた10戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、京葉スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月21日、中9週で馬体重を前走から25kg絞って迎えた11戦目は、カッコウスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた12戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6歳（2024年）

4月29日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた13戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。