ムソウムテキ（2007年生、母ミセスムソウ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村和夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

山浦武厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2009年）

12月10日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は439kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサウンドパワーを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

1月12日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったサチノプレンティに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2九（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のミスアヤに3馬身の差をつけて制した。

11月2日、中2週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4歳（2011年）

5月4日、約6か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のライラハリケーンを3/4馬身振り切って久々の実戦をモノにした。

11月10日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

11月16日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2七八（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月29日、中5週で迎えた14戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5歳（2012年）

1月20日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3二（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

4月5日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、一般C3五六イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたクールドボーイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。