トウショウクロノス（2006年生、母ビガートウショウ）

トウショウクロノス（2006年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシア神話の神」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時9歳）と交配したビガートウショウが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月6日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3歳（2009年）

1月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

1月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

2月1日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/不良）に出走。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

4歳（2010年）

1月27日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

2月26日、中3週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた6戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。