ダルタニヤン(2008年生、母スイートデヴィアス)

D'Artagnan

2008.03.02

ダルタニヤン(2008年3月2日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のマイネルセレクト(当時9歳)と交配したスイートデヴィアスが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬 盛雄。戦績は、地方34戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年のヴィクトリーチャレンジ(一般B3 C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、市原千之によって262.5万円で落札された。

秋山重美厩舎(川崎)へ入厩。

2歳(2010年)

10月1日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳川崎ダート1400m 曇/不良)に出走。馬体重は463kg。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のブートニアを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の金木犀特別川崎ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手(1戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ゴールドスガに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の葉牡丹特別川崎ダート1500m 雨/良)に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手(2戦1勝)。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のポートサイドスター特別船橋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手(3戦1勝)。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3歳(2011年)

1月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の若水特別川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手(4戦1勝)。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったセイントマカロンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月11日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦の若水特別浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手(5戦1勝)。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の若竹特別川崎ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手(6戦1勝)。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったハバナマティーニに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の若盛特別浦和ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手(7戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月14日、中8週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の芦ノ湖特別川崎ダート1600m 晴/良)に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったジャクソンライヒに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた10戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若葉特別浦和ダート1500m 晴/重)に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月7日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、はやぶさの故郷さがみはら賞川崎ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は町田直希騎手(8戦1勝)。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、金木犀特別浦和ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手(9戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた13戦目は、ギャロップ賞川崎ダート1600m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手(10戦1勝)。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったアドレッセンスにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた14戦目は、トパーズ特別浦和ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手(11戦1勝)。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた15戦目は、サンタクロース特別川崎ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手(12戦1勝)。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳(2012年)

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、ゴールデンホース賞川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手(13戦1勝)。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた17戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ川崎ダート2100m 晴/不良)に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルククレヴァーに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

3月14日、中6週で迎えた18戦目は、桜月特別船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は今野忠成騎手(1戦0勝)。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

5月15日、中8週で迎えた19戦目は、立夏特別川崎ダート1600m 雨/重)に出走。鞍上は町田直希騎手(14戦1勝)。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた20戦目は、行田「甲斐姫」賞浦和ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手(15戦1勝)。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月6日、中4週で迎えた21戦目は、湘南平特別川崎ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手(16戦1勝)。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた22戦目は、保土ヶ谷宿特別川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手(17戦1勝)。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ジングルベル特別川崎ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

5歳(2013年)

1月2日、中1週で迎えた24戦目は、ニューイヤー特別川崎ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は町田直希騎手(18戦1勝)。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の春告鳥特別浦和ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手(19戦1勝)。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた26戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ川崎ダート2100m 晴/稍重)に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた27戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般B3三浦和ダート1400m 曇/稍重)に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた28戦目は、千秋楽特別川崎ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手(1戦0勝)。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月26日、約5か月の休養明けで迎えた29戦目は、城ヶ島特別川崎ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手(2戦0勝)。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた30戦目は、はやぶさの故郷さがみはら特別川崎ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手(3戦0勝)。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた31戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、いわし雲特別川崎ダート1500m 曇/不良)に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた32戦目は、金木犀特別浦和ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は町田直希騎手(20戦1勝)。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月15日、中2週で迎えた33戦目は、かめ太郎特別川崎ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は繁田健一騎手(4戦0勝)。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月20日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた34戦目は、港町特別川崎ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手(5戦0勝)。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。