コッパーフィールド（2002年生、母インバレル）

コッパーフィールド（2002年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「赤銅色のフィールド」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時10歳）と交配したインバレルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般D1-1。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

2月27日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコイセヨオトメを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

4歳（2006年）

2月8日、約11か月の休み明けで迎えた3戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた4戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月22日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から30kg戻して迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイウイングスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、連闘で迎えた8戦目は、豊富ミルク特別（札幌(地)ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、アルファ特別（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシュヴァルツに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

5歳（2007年）

2月11日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月3日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた15戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。