リッカゴールド（2014年生、母リッカエスケープ）

リッカゴールド（2014年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金」。毛色は栗毛。種牡馬のリッカバクシンオ（当時12歳）と交配したリッカエスケープが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2017年のドリームシリーズ(C2 27)。

経歴

デビュー前

日吉正和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

7月23日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月3日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

3歳（2017年）

4月23日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く18着に終わった。

6月13日、中6週で迎えた5戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

8月6日、中7週で迎えた6戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月16日、中0週で迎えた7戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月23日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のガーネットホープに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。