トーアシュウオウ（1997年生、母トーアホリスキー）

トーアシュウオウ（1997年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリドヘイム（当時15歳）と交配したトーアホリスキーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方7戦0勝2着1回。2000年の睦月特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

11月7日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3歳（2000年）

1月23日、中5週で馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた4戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

1月31日、連闘で馬体重を前走から21kg絞って迎えた5戦目は、3歳オープンの睦月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月28日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた6戦目は、3歳オープンの如月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤年毅騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの弥生特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤年毅騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月7日、中6週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた9戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新潟ジューンシリーズ第2戦（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャトーフレッシュから2馬身半差の2着となった。

6月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンのジュン特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた11戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの葉月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、中4週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた15戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の新潟ノベンバーシリーズ第3戦（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。