アジェナ（2018年生、母ランデブー）

アジェナ（2018年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「史上初のランデブーに成功した人工衛星の名前。母名、母父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時9歳）と交配したランデブーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、高橋ファームによって226.8万円で落札された。

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月8日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

11月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

3歳（2021年）

1月10日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤祥太騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた5戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月11日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の八重桜賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したテイエムセレーナを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマカルーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月30日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の紫蘭賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のうまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

6月26日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月10日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、3歳戦の蘭月賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

8月8日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のザオリオンを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

11月14日、中4週で迎えた18戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた20戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、テイエムキセキダンに交わされて4馬身差の2着となった。

4歳（2022年）

1月16日、中2週で迎えた21戦目は、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ローブデソワレに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（14戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた26戦目は、さなびっちさん来場記念（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（15戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた27戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、静内みゆき通り賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

5月17日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、シャクヤク特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた29戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、クレマチス特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた30戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、キンレンカ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、ザクロ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた32戦目は、アサガオ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた33戦目は、木古内キーコのモゥダッシュ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた34戦目は、共済ホール特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた35戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。