セイコーミラクル（2002年生、母ガラバー）

セイコーミラクル（2002年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡」。毛色は鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時7歳）と交配したガラバーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月10日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月12日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のトミケンラピッドに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（3戦1勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（2006年）

1月14日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

3月11日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5歳（2007年）

3月24日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋脩騎手（7戦1勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。最後はガス欠状態になり18着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋脩騎手（8戦1勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。