ウィルシャイン（2022年生、母ストロボフラッシュ）

Will Shine

2022.04.22

ウィルシャイン（2022年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時13歳）と交配したストロボフラッシュが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2024年のローレル賞に勝利した他、2025年のサルビアカップ(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤裕太厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2024年）

8月30日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のハイビスカスデビュー（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は449kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシミズミナトに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサティスファイアに2馬身の差をつけて優勝

11月12日、中6週で迎えた3戦目は、2歳オープンのローレル賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦2勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオリコウデレガンスを3/4馬身振り切って負け無しの3連勝を決めた。

12月31日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3歳（2025年）

2月24日、中7週で迎えた5戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの桜花賞（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（4戦3勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月28日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのアレキサンドライトカップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（5戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳Jpn3のマリーンカップ（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（6戦3勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したエスカティアを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

11月19日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンのロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（8戦3勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。