アイランドアイ（1997年生、母サイレントペイント）

アイランドアイ（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のファーディナンド（当時14歳）と交配したサイレントペイントが26歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アイランドファーム。戦績は、地方43戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C3四ア。

経歴

デビュー前

阿井正雄厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2000年）

1月21日、デビュー戦は柿本政男騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったトガミハリヤーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月5日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月21日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、米元圭騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

4歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた8戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月12日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

4月2日、中2週で迎えた11戦目は、伊藤健児騎手を鞍上に迎えて、一般C3九イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のバビロンフォンテンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月20日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤健児騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月31日、中5週で迎えた13戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤健児騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤健児騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月28日、中0週で迎えた15戦目は、一般C3六（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は矢内博騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイガーロマンに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月30日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月20日、中6週で迎えた17戦目は、音部浩仁騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた18戦目は、本多正賢騎手を鞍上に迎えて、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったジェンツワールドに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月9日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本多正賢騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本多正賢騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤健児騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本多正賢騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

5歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3七（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本多正賢騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月6日、中4週で迎えた24戦目は、一般C3四ア（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本多正賢騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本多正賢騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月27日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は矢内博騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したコアレスドーツに半馬身届かず2着となった。

6月28日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

8月27日、中8週で迎えた30戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は本多正賢騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月7日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた33戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のバブルカムロードに4馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

12月5日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6歳（2003年）

1月21日、中6週で迎えた35戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた36戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は本多正賢騎手（8戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

3月24日、中5週で迎えた37戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本多正賢騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本多正賢騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り雨/良）に出走。鞍上は林幻騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた40戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般C3三ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた41戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月5日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた43戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は林幻騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。