スイートポイズン（2017年生、母リップスポイズン）

Sweet Poison

2017.02.02

スイートポイズン（2017年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「甘い毒」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時9歳）と交配したリップスポイズンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月11日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入った。

4月19日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シャンボールロッソにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月10日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

11月17日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、中村倫也さんが東京大賞典を応援賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（2021年）

6月10日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。