サテライトイナリ（2009年生、母エンジェルマインド）

サテライトイナリ（2009年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時6歳）と交配したエンジェルマインドが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、地方6戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒダカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

原口次夫厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2011年）

12月21日、デビュー戦は友森翔太郎騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のブランドモルジュに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2012年）

1月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、オンワードモンテに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月5日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したアイヴィトウショウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコスモキャンディに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の綾華☆名古屋競馬だ～いすき記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るギンザコンバットを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。