マイネルミサイル（1996年生、母ゲイトロイ）

マイネルミサイル（1996年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時10歳）と交配したゲイトロイが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地21戦1勝、地方29戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,700万円（17万×100口）で一口馬主が募集された。

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月12日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

3歳（1999年）

1月6日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で小野次郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野次郎騎手（6戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のケイノグリーンをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

2月13日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野次郎騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた9戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

11月7日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（9戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（10戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

4歳（2000年）

1月16日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（11戦1勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月13日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野次郎騎手（13戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野次郎騎手（14戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月19日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野次郎騎手（15戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小野次郎騎手（16戦1勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた20戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（17戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5歳（2001年）

4月15日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、谷川岳特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた23戦目は、佐々木敦司騎手を鞍上に迎えて、越後もち豚特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた24戦目は、下越特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた25戦目は、飯豊連峰特別（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた26戦目は、上村尚寛騎手を鞍上に迎えて、新潟ビール特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた27戦目は、みやこや特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村尚寛騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた28戦目は、ヤスダヨーグルト特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた29戦目は、五頭連峰特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた30戦目は、越後特別（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた31戦目は、柏崎特別（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた32戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般D（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒテーションから半馬身差の2着となった。

6歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた33戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般D（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた34戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般D（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた35戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた36戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は川添明弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般D（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた38戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブリージョージから1馬身差の2着に敗北した。

5月5日、連闘で迎えた39戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のウイズオネステイをクビ差制して久々に勝利を挙げた。

5月12日、連闘で迎えた40戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川添明弘騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた41戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川添明弘騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月24日、中3週で迎えた42戦目は、一般E（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で川添明弘騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた43戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で川添明弘騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた44戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川添明弘騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた45戦目は、一般E（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた46戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた47戦目は、一般E（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハトシェプスからクビ差の2着に惜敗した。

10月28日、中1週で迎えた48戦目は、一般E（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で緒方洋介騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた49戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた50戦目は、一般E（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。