ベラジオワールド（2022年生、母Beechal）

Bellagio World

2022.10.11

ベラジオワールド（2022年10月11日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+世界を目指す」。毛色は鹿毛。種牡馬のExceedance（当時2022歳）と交配したBeechalが2023歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月6日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったストレイトトーカーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた4戦目は、M.M.ディー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウインイザナミに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの新発田城特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた7戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。17頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、6着に終わった。