ドレシャス（2021年生、母プレシャスベガ）

ドレシャス（2021年1月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名(追風)より+母名(重要)より。重要な追風」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時8歳）と交配したプレシャスベガが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は明治牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月24日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハッピーダンスに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月10日、中7週で迎えた3戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でT.マーカンド騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた6戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月25日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

7月7日、中5週で迎えた8戦目は、橋木太希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月13日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋木太希騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。