エリカソレイユ（2020年生、母レツィーナ）

エリカソレイユ（2020年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+太陽(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時9歳）と交配したレツィーナが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C32 C41。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、三木正浩によって5,500万円で落札された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月22日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

4月23日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

5月21日、中3週で迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月16日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月26日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2023年8月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月27日、中4週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、宮の沢白い恋人サッカー場賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミユキアモーレミオに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャクラバーディに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のストーリータイムに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2024年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg減らして迎えた9戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

2023年8月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。16着に終わった。