トーコーディオーネ（2013年生、母タイキメビウス）

トーコーディオーネ（2013年2月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時13歳）と交配したタイキメビウスが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、地方31戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上B2二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、森田藤治によって1,404万円で落札された。

吉行龍穂厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2015年）

8月26日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/不良）に出走。馬体重は480kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したジーニアスマアナにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2016年）

9月7日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインデスティニーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったジークイーンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、サワノヴェローチェに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ジーニアスマアナに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中2週で迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ロマンスキットに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月25日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のニホンピロプレーに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月29日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のワンダーラストに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

4月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた14戦目は、ひまわりの里佐用町おさよん特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ローラティオに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウインガーネットに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンタルトゥに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月21日、中9週で迎えた18戦目は、ナツメ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で大山真吾騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた20戦目は、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で大山真吾騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で大山真吾騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた22戦目は、すいせん賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大山真吾騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

5歳（2018年）

1月17日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で大山真吾騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエマーブルに3馬身の差をつけて優勝

2月15日、中3週で迎えた24戦目は、そのだライオンズクラブ10周年記念（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で大山真吾騎手（14戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた25戦目は、川西源氏特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で大山真吾騎手（15戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた26戦目は、かりん賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で大山真吾騎手（16戦4勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月2日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で大山真吾騎手（17戦4勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で大山真吾騎手（18戦4勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

8月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で大山真吾騎手（19戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

9月20日、中4週で迎えた30戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で大山真吾騎手（20戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は22戦連続で大山真吾騎手（21戦4勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。