ビッグファミリー（2005年生、母モーメントハーバー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、築紫洋から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、築紫洋から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって190.05万円で落札された。

2歳（2007年）

6月18日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は481kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

7月25日、中4週で迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、極端なハイペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで止まることなく走り抜いたが、メジャータイガーに交わされて6馬身差の2着となった。

9月24日、中8週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

3歳（2008年）

2月5日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、息の入らないペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し速いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のケンブリッジロスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月18日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で林幻騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で林幻騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、アイディンフォルテに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月23日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は林幻騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。