ウーマンタイクーン（1993年生、母カミノテンホー）

Woman Tycoon

1993.02.21

ウーマンタイクーン（1993年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエブロス（当時7歳）と交配したカミノテンホーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

3月3日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

9月28日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモヒカルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。