サンクフルハート（2007年生、母エイシングレシャス）

サンクフルハート（2007年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「感謝の心」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時14歳）と交配したエイシングレシャスが24歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は川端英幸。戦績は、中央平地2戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2009年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端英幸から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、川端英幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山口裕介によって336万円で落札された。2歳のとき、山口ステーブルから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって2,940万円で落札された。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

7月15日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニュージャベリンを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

8月8日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月3日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。