ベルテッセン（2004年生、母フミノラプソディー）

ベルテッセン（2004年3月5日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「クレマチスの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時17歳）と交配したフミノラプソディーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）齊藤英牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C7。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月31日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は432kg。17頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた2戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月8日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた8戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（2008年）

1月1日、中0週で迎えた10戦目は、楽天競馬杯（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったピンクサイレンスから半馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパラソルに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモレロホウトクに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月30日、中5週で馬体重を前走から36kg減らして迎えた14戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた15戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた16戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高田城特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月12日、中8週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。