クロウエア（2016年生、母ピンクアリエス）

Crowea

2016.03.18

クロウエア（2016年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ピンクの星形の花の名。花言葉は『願いを叶えて』」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンホマレボシ（当時7歳）と交配したピンクアリエスが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳500万下(牝)。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,000万円（2.5万×400口）で一口馬主が募集された。

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月31日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボマイェに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月12日、中5週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアルティマリガーレに1馬身3/4の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5歳（2021年）

5月2日、約24か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの蓬莱峡特別（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月22日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのオーストラリアトロフィー（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。