ホワイトホーラー（1993年生、母サンハートホーラー）

ホワイトホーラー（1993年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時16歳）と交配したサンハートホーラーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡志尚。戦績は、中央平地20戦3勝2着2回、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の布引特別(500万下)。

経歴

デビュー前

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

8月10日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

9月21日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったランドスペシャルにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のニシヤマキセキをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

4歳（1997年）

8月2日、約9か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下の牧園特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るハードバップを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って久方ぶりの実戦を物にした。

8月31日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したリキヘヴンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

9月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の布引特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のボンバーシチーをハナ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

10月25日、中4週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の豊明特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5歳（1998年）

4月19日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、5歳以上900万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下のインディア・トロフィー（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた14戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の木曽川特別（中京芝2500m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

7月25日、中5週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の九州スポーツ杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6歳（1999年）

5月29日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上900万下の有松特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（8戦2勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（9戦2勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の日南特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（10戦2勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた19戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の蓬莱峡特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（11戦2勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月1日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた22戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた23戦目は、オニキスオープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（2000年）

1月30日、中7週で迎えた24戦目は、寒桜特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月29日、中3週で迎えた25戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた26戦目は、名古屋チャレンジカップガイア賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた27戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた28戦目は、つつじ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8歳（2001年）

1月15日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた29戦目は、ナンテン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた30戦目は、名古屋チャレンジカップアキレス賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた31戦目は、つばき特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。