トラストガーベラ（2021年生、母ニシノバニーガール）
Trust Gerbera
2021.05.20
トラストガーベラ（2021年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したニシノバニーガールが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマタケ牧場。主な勝ち鞍は2024年のラファール賞。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ヤマタケ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、菅波雅巳によって836万円で落札された。
吉橋淳一厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（2023年）
11月10日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。
12月14日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく3着に敗れた。
3歳（2024年）
4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳戦のアルコバレーノ賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
5月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のリュフトヒエン賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアヴニールボヌールに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月10日、中4週で迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のラファール賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワケガワカラナイヨを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝
7月1日、中2週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、閃光賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。
7月25日、中2週で迎えた7戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、迅速賞（川崎ダート900m 雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。
8月7日、中1週で迎えた8戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のペリドットフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
9月4日、中3週で迎えた9戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、葡萄賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。
10月8日、中4週で迎えた10戦目は、二階堂賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた11戦目は、夕焼け特別（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。
11月11日、中2週で迎えた12戦目は、2024かわさきフェア賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は神尾香澄騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。