クラッカー（1988年生、母マウタフラワー）

クラッカー（1988年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタイガートウザイ（当時8歳）と交配したマウタフラワーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）坂元牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年のアラ系一般D。

経歴

デビュー前

古賀末喜厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

9月9日、デビュー戦は浜野谷憲尚騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（1991年）

2月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3月9日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

5月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系一般D（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックキングをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般D（岩見沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川島雅人騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島雅人騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた12戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般D（札幌(地)ダート1100m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般D（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインコールから5馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系一般D（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は川島雅人騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミハクリューに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月13日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般D（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（9戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1992年）

1月12日、中8週で迎えた16戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月2日、中6週で迎えた17戦目は、アラ系5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。