ムサシ（2021年生、母ミスコマチ）

Musashi

2021.05.29

ムサシ（2021年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラブリーデイ（当時11歳）と交配したミスコマチが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はプログレスファーム。主な勝ち鞍は2023年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、プログレスファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、古賀慎一によって220万円で落札された。

佐藤博紀厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

9月15日、デビュー戦は安藤洋一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアドベントクラウンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の蝗賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3歳（2024年）

3月11日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のレインボー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はカナールショウヘイと並んで1着同着となった。

5月7日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の大瑠璃特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤洋一騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた8戦目は、仙人草賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で安藤洋一騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた9戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、烈火賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた10戦目は、斬撃賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（8戦2勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた11戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、西御門賞（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、城下町岩槻 鷹狩り行列賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。