ラブチャンス（1997年生、母トップアモーレ）

ラブチャンス（1997年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時8歳）と交配したトップアモーレが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方4戦1勝2着2回。1999年のサマーチャレンジ2で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

4月15日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコースキーから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキテールに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月1日、中9週で迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナゴヤナンバーから1馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月28日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

3歳（2000年）

1月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

9月24日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1000m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。